Flektogon 35mm とフィルムカメラ(XR-8)の組み合わせ
RICHOのXR-8にゼブラ柄のFlektogon35mmを着けて写したフィルムの現像ができました。今回は24枚撮り終わるのにひと月くらい掛かってしまいました。
こんな組み合わせです。カメラは1990年代、レンズは半世紀前のもの。
シュウメイギクが咲いていたころ。レンズの口径が小さいので玉ボケはうるさいです。絞り羽根は五枚だから、この写真は開放かな?
ホトトギス。このくらい近づくと良い感じのボケに。これも解放かな。
アケボノソウとノコンギク。シベまできちんと解像してるように見えます。 XR-8のファインダーはなかなか明るくてピントが合わせやすい。
日曜に木曽川の河原でフィルムを使い切ってきました。
交尾中のトノサマバッタ。このレンズ、本当はマクロ並みに近づけるんだけど、これ以上は逃げそうだったのでここまで。なんせ35mmだからねぇ。
セイタカアワダチソウが満開で鼻が心配になってきました。開放近くで写したかったけど天気が良すぎて無理。レンズのせいか、フィルム(FUJIの業務用100)のせいか、黄色の発色がすごい。あ、ゴミが。
桟橋。ちょっと地球は丸い。
秋らしい天気の良い日でした。左上が少し減光してますねぇ。
Flektogon35mmは花も虫も風景も普通に撮れる便利レンズ。あまりに普通に写るからオールドレンズっぽくないね。半世紀くらいじゃオールドレンズって言わないのかな?
XR-8はたまたますっごく安かったから買ってしまったんだけど、使ってみれば軽くて小さいし、割と新しいし、完全機械式だし、フィルムカメラを試してみようかとか、Kマウントなのでオールドレンズのフィルム用母艦とかの選択肢としては案外ありかもしれないなぁ。