庭の花を眺めたり燻製を作ったりペンキを塗ったりな二拠点生活の日常
「山で旨いはオケラにトトキ・・・」とは山菜を覚えるとよく聞く言葉です。勿論オケラは虫ではなく菊科の植物、トトキはツリガネニンジンのことで、どちらも庭で雰囲気の良い花を咲かせてくれます。食べたことはありませんし、むしろどこを食べるの?と思っていましたが、今年出てきたオケラの芽はなかなかしっかりしていてなるほど確かに美味しそうに見えます。食べませんけどね。
トトキ(ツリガネニンジン)のほうはまだ株が小さいからかやっぱり美味しそうには見えないです。
そして今年の春のスターはシラネアオイ! 株分けしたあとだったのでドキドキでしたが、二つに分けた株がどちらもしっかり伸びてきて花を咲かせてくれました。
大きい方の花は8つ着きました。
もう一つが4つでした。どちらかでタネを採りたいと思います。
イカリソウもよく咲いてきました。
スミレは蔓延っているヒゴスミレ以外にもひとり生えでいろいろ出てきました。紫のスミレは名前が判らないやつです。外来種かも?
ニョイスミレは今年になって咲いているのに気が付きました。
そろそろ咲きそうになってきたサクラソウを夕方見ていたらガガンボのようなものが二頭飛んでいるのに気が付きました。二頭ともサクラソウの蕾が気になるようで止まったり飛んだりを繰り返しています。コンデジで写してみたらどうも小型の蛾のようです。エゾギクトリバでしょうか? 翌日も夕方になるとサクラソウに来ていたので食べられたらいやだなと思いましたが、エゾギクトリバであれば菊科に着くようなので産卵とかではなさそうです。ちょっと悪魔っぽくてカッコ良いと思いましたが、うす暗いし小さいのでうまく写せません。
それから久しぶりに燻製を作りました。今回は初めてニジマスを燻製にしました。連休で孫が遊びに来たので近くの陣内釣り堀センターへ連れて行ったときのものです。場内を芦田川の渓流が流れていてなかなか良いところです。ヤマメも一緒に釣れましたが、こちらは塩焼きで食べました。
ニジマスを一晩塩漬けにした後、塩抜きしたものを一晩外に吊るして乾かしました。こういうのはシュールな風景というのでしょうか。
おなかも良く乾くようつまようじで広げてやります。
乾いたらスモーカーに入れて燻します。
65℃で1時間熱乾燥したあと3時間燻したものを少し風にあてました。うーん、良い感じじゃない?
今朝、家内がサンドイッチにしてくれましたが凄く美味しかったです。冷燻ではなく温燻にしたサーモンの感じ。ニジマスは匂いが気になるのと身が締まってない感じがして苦手でしたが燻製にするとびっくりするくらい変わりました。匂いは燻製の美味しそうな香りになるし、身もしっかり締まるのでぐんと美味しくなるんですねぇ。こんなに美味しくなるなら孫が遊びに来たらまた釣りに連れて行こうと思います。
ベーコンも作りました。こちらはもう手慣れたものです。一週間塩漬けしたものを塩抜き後、冷蔵庫で一晩置いたらスモーカーに入れます。
70℃で4時間燻しました。この日は一日中スモーカーがフル稼働でした。
燻したてのホカホカ。
あとは先月に続いてウッドデッキのペンキ塗りをしました。前回は床を塗ったので今回は手すりを塗ったのですが、これが思っていたよりはるかに大変! 床といっぺんにやろうとしなくてよかったです。とにかくサンダー掛けが大変でした。サンダーに一日、ペンキの二度塗りに1日、合計まる二日掛かりました。
サンダーとマスキングが終わったところ。いよいよ塗ります。キシラデコールのカスタニという色にしました。柱はまたこの次にします。
床よりマスキングも大変でした。マスカーを作った人は凄いなと思います。個人的な感想では鉛筆に消しゴム付けた人とか、もしくは例の二股ソケットの人くらい。
午前中に一回、午後からもう一回塗ってやっと完成。いやもうほんとに疲れました。キシラデコールの匂いがすっかり鼻についてしまった!