瓢ヶ岳に登れなかった話
岐阜の瓢ヶ岳へ登ろうと出掛けました。前日は相当雨が降ったので沢を渡るときの水量が気がかりです。ここはトイレと駐車スペース。
林道をわずかに戻ったところが登山口。この日は孫を学校に送ってから出かけたのですでに11時です。帰りも迎えに行くのでせわしない日になりました。
しばらくはゴロゴロの岩の道が続きます。岩が濡れて滑るのですごく歩きにくい。コケたら痛そう。
沢を左下に見て進みますがやはり水が多いなぁ。
岩ばかりですが道標が要所に出ているので道は判りやすいです。
さて沢を渡りますが、思った通り水が多い。はまったら冷たそう。ヤダなぁ。
笹と岩の中を登っていくと左から道が合流してきます。もう沢を渡りたくないので帰りはこっちから帰ろうと思います。
道の真ん中にガマガエルだかヒキガエルだかが大きな顔で座っています。彼らには良いお天気なんでしょう。ホントにでかい顔だな!
このあたりから杉、檜の植林になります。
どこを歩くのかわかりにくいけど赤テープやらがあるので適当に進めば大丈夫。
もうホトトギスの季節。
咲き始めの花はモミジハグマかオクモミジハグマか?
ツルリンドウも咲き始め。
檜の落ち葉の中から冬虫夏草が出ていました。ハチタケかなと思い写真を一枚撮ってスルー。
骨ヶ原に到着しましたが、お昼になってしまいました。歳だねぇ・・・。時間が足りそうにないので山頂へ向かうのは止めて、右の見晴台へ行ってお昼を食べることにします。
見晴台に着きましたが、どこが見晴らしだよ!という場所でした。まぁ、どっちみち雲の中ですが。
お昼が終わったらもと来た道を戻ります。植林の中に冬虫夏草があったのを思い出し、探しながら下っていくとありました。
簡単に掘れそうなので、家内に「ハチタケだよ。ハチが出てくるよ。」などと講釈を垂れながら杉の落ち葉をどかすと大間違いで、ハチではなくアワフキが出てきました。アワフキムシタケでした。知ったかぶりはダメですね。初見の冬虫夏草なので持ち帰ることにしました。
その後もポツポツと見つかります。単調な植林の中も退屈しなくて良いね。知ってることが増えると山歩きの楽しみが増えます。
分岐のところは予定通り右へ行くことにします。やっぱりこっちの道の方が歩きやすい。登りもこっちから来るほうが良さそう。
林道に出て少し下れば車を停めたところです。途中、ボタンヅルが咲いていました。野生のクレマチスです。
ナナカマドが赤くなるのはまだまだ先のようです。
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