今更ですがNEX-6を買いました
コンデジのTZ-85を落として壊してしまったので今更ですがNEX-6に買い換えました。今回はNEX-6でいろいろ試し撮りした話です。
TZ-85は接写から望遠までそこそこ撮れてとても便利なカメラだったので、今度も手軽に持ち歩ける機種を買おうといろいろ迷いました。TZ-85で一番不満だったのが液晶が固定だったことです。スミレやキノコなど地面スレスレで写したいときに凄く使いにくかったので、今度は液晶がチルトになったTZ-90にしようかと思ったら、随分高いんですね。新品も中古もそんなに変わらなくてちょっと買いたくないくらい高かったのでNEX-6の中古ボディを買うことにしました。レンズはとりあえずスナップから接写までいけるFlektogonの2.8/35を使うことにしてM42-Eマウントアダプタも購入しました。このレンズ、軽くて小さいからNEX-6と合わせるといい感じになるかなと思っていたら大間違いで、アダプターがごつくて酷くかさばるシステムになってしまいました!まぁしょうがないのでしばらくこれで写してみるとします。
NEX-6とFlektogon 35mmの組み合わせ。アダプターがなければ良い感じなんだけど。
これはFlektogonの20mm。手軽に持ち出せる気がしない。
先週、孫を連れて八ヶ岳自然文化園へ行った時にNEX-6+Flektogon 35mmで写した写真です。
天気が良くて八ヶ岳が綺麗でした。緑の発色が弱いかな。
実践農業大学の直売所。色のりあっさり。
逆光で白樺。
ツリフネソウ。うーん、こてこてした色よりこのくらいも良いかも。
暗い渓流沿いのトリカブト。やっぱり特に緑色の彩度が低いかな。
足元に咲いていたゲンノショウコ。このレンズはマクロ並みに寄れます。TZ-85だと多分AFが迷いまくってたと思うけど、NEX-6のピーキング機能はすごい便利でピントが合わせ易い。これは花とか写すのに良さそう。
三週ぶりの山荘の庭はすっかり秋になってました。開放、逆光ぎみでセンニンソウ。半世紀前のレンズだけど私には充分だなぁ。
庭でもツリフネソウが咲いてました。
ウドの実。液晶がチルトするので低いところでも木漏れ日をバックにできるから玉ボケ出し放題。このあっさりした写りは見てるうちにだんだん好きになってきたかもしれない。勿論、カメラじゃなくてレンズの問題だけど。
17日は天気が良さそうだったので姫木から殿上山へNEX-6を持ってハイキングに行ってきました。やっぱり軽いから山歩きには良いなぁ。
クルマバナかな。
おー、やっぱりチルト液晶はキノコも写しやすいぞ。
あれあれ、小さな冬虫夏草発見!緑の苔の中でこの派手なオレンジだとハイキング中でも見つけられるね。
どうやら蛾の蛹から出てるな。コケから生えてると宿主を確認しても簡単に埋め戻せるから良いね。
付近を探すと他にもポツポツと見つかりました。
季節はトリカブトの最盛期。
これはアキノタムラソウ?
尾根近くの草原にヤマラッキョウが咲いてました。
草原の中にもトリカブト。
ウメバチソウは終盤。
車山は天気悪そう。
右へ行くとすぐに殿上山の山頂。
ハクサンフウロも終盤。
ハナイカリは丁度良いかな。
山頂に着きました。これ以上後ろに下がれない。APS-Cで35mmだとちょっと長いね。
山頂から見る白樺湖。
Flektogonの20mmに替えてみました。
風景はこれくらい広角の方が良いけど、レンズが重過ぎてNEX-6とバランスが悪いなぁ。さぁ帰ろ。
ハイキングのお供に使えるNEX-6とFlektogonの組み合わせでしたが、夜の明かりにやってくる虫がTZ-85と同じように手軽に撮れるか試してみました。
シャクガを内蔵フラッシュで。暗いところでもピントが合わせやすいのは良いね。
まだヤツメカミキリがいました。うん、夜の虫も写せるからこりゃいいわ。