大河原峠から亀甲池、双子池、双子山を周ってきました(蓼科)
蓼科登山口の大河原峠から左回りに天祥寺原、亀甲池、双子池雌池、双子池雄池、双子山を周って大河原峠に戻ってくるコースを歩いてきました。亜高山針葉樹林の中、池あり、眺望ありの丁度半日くらいで回ってこられるコースでした。
朝、九時前に大河原峠を出発。駐車場からは見事な雲海。その向こうに浅間山が顔を出しています。雲海は駐車場のすぐ下、目の前まで迫っていました。ドボンと飛び込んで浅間山まで泳いで行けそう。
トンガリ屋根の大河原ヒュッテの向こう側を左へ回り進みます。
シラビソがまばらに生える笹原をゆったりと下っていきます。
前方に見えるのは北横岳でしょうか。
シラビソの林に入りどんどん下っていきます。
林を抜けると天祥寺原に出ます。
ここを左へ戻るように亀甲池・双子池方面へ進みます。
ずっと下ってきましたがここから暗い林の中の登りになります。紅葉には少し早かったですが、このナナカマドは綺麗に色づいていました。
明るく開けたところに出ました。まるで公園のような気持ちの良いところです。
振り向くと後ろの正面に蓼科。
シラビソの林の中を歩いていくと池が見えました。
亀甲池に着きましたが水が枯れそうです。
ここからまたシラビソ林内の登りになります。暗い道がしばらく続きます。
林床は苔の海、オサバグサが蓼科らしいです。
亀甲池と双子池の中間。ここから下りになります。
あたりはシラビソの原生林の様相。こういう環境は大好き。
苔の中、これはセリバオウレン?
緑の中でゴゼンタチバの赤い実が目立ちます。
ニョロニョロ。
綺麗な緑色をした池が見えてきました。
双子池に到着。
風が止むのをしばらく待っていましたが、なかなか鏡面にはなってくれませんでした。NEX-6に30㎜マクロで。
30㎜マクロにフィッシュアイコンバータを着けるとこのくらい。
池の左を周るように進むと小屋が見えてきました。
こちらが雄池のようです。先ほどのは雌池になるのかな。
小屋の左側を登っていきます。一般車は通行止めだと思いますが車道が来てるようです。
カラマツの植林を登っていきます。
単調な植林は嫌だなと思いながら登っていくとまたシラビソの林になりました。
しばらく進むと突然視界が!
すごい眺望。前方の蓼科からぐるっと時計回りに見たところ。
景色を楽しみながら進むともう一つピーク。ここに双子山山頂の標識がありました。
山頂からは林の中に入ったり出たりしながら大河原峠へ下ります。
すぐに大河原ヒュッテの三角屋根が見えてきます。
駐車場に到着しました。素晴らしい天候と景色の半日コースでした。