暑いので原生林へ
面ノ木原生林 - Spherical Image - RICOH THETA
もう梅雨明けしたんじゃないかという日が続いてます。とても日差しの中を歩く気がしなかったので原生林へ行くことにしました。愛知県には「越戸の大山」、「宮路山」など原生林の残っているところがいくつかありますが、この季節であれば「段戸裏谷」か今回行ってきた「面ノ木」が涼しくて良いです。
冒頭の360°画像は1,200標高地の下あたり、下草もなく平らで広々した気持ちの良いところで私のお気に入りの場所です。物理的には蝉の声が物凄かったのですが、精神的にはとても静かに感じました。
面ノ木原生林 - Spherical Image - RICOH THETA
こちらは尾根道に入ったところです。道の両側にブナが聳え、風が吹き抜けてとても涼しいところです。
足元の石の上にオオトラフコガネがいました。
タンナサワフタギの立ち枯れにはお約束のこの虫も。
オオミドリシジミやシジュウカラなど
週末は長野県長和町の山荘へ行ってきました。土曜の朝、朝食を食べていると窓の外にミドリシジミが飛んでいるのを見つけカメラを持って玄関へ。うちの玄関は1階が半地下室のため、階段を上って2階になっているので結構高いところにあります。玄関に出るとミドリシジミの停まる位置が丁度目の高さくらいです。手すりの上にカメラを置いて300mmで写しました。
部屋の中から玄関の手すりを見たところです。向かって右に生えているコナラの枝先が気に入っているようで、3頭ほどが取り合いをしていました。
写真を見るとオオミドリシジミのようです。
見る角度でずいぶんと色が違って見えます。
朝食後はジューンベリーを収穫しました。今年の春に植えた木ですが沢山実がなりました。ネットには黒くなったら食べごろと書いてありましたが、少し早めのほうが酸味があって美味しいように思いました。
ジューンベリーの後ろの桜の木に掛けた巣箱にシジュウカラが入りました。ここはキビキタキが多いので開口部を大きくしたのですが、巣箱を掛けた時期が少し遅かったかもしれません。誰も借り手がないと寂しいので良かった!
ギンイチモンジセセリ、ヒメシジミなど
週末に長野県長和町の山荘へ行ってきました。旧和田村で道路脇の草むらを見てみたらギンイチモンジセセリがヒョロヒョロと飛んでいました。
立科町のスーパーへ夕飯の買い物に行く途中、草むらをのぞいたらシジミチョウがいました。ずいぶん黒いので「おっ、アサマシジミか?」と一瞬思いましたが、ヒメシジミでした。
こちらは♀です。どちらも新鮮な個体で綺麗です。
翌土曜の午前中はカメラを持って近くをウロウロしてみました。行者ニンニクの花ではウスバシロチョウとミドリヒョウモンが吸蜜していました。
川沿いを歩ていくと、大分擦れていますがトラフシジミもいました。
トラガが交尾していると思ったらコトラガでした。どうりであたりを探してもシオデが見つからなかったはずです。
変わった花が咲いていました。どうもウマノアシガタみたいです。ダブルとかフルダブルとかいうのでしょうか?
こちらはまっとうなウマノアシガタです。
クサノオウがあちこちに沢山咲いています。
これはヒレアザミ?触るとすっごく痛いです。
マムシグサの葉に斑が入ってました。
これはツユクサ?
変わり者がいくつか見られた日でした。
伊吹山、弥高寺跡へ行ってきました。
土曜は爽やかな陽気になるということだったので、日陰がなくても大丈夫だろうと伊吹山の弥高尾根にある弥高寺跡へ行ってきました。
悉地院を過ぎたところへ車を停め、砕石場の中を通り抜けて鎖の掛かっている林道へ入ります。
林道を歩き始めてすぐにアナグマと遭遇しました。
桐の花が咲いていましたが、もう終わりのようです。
ヒメハギの花は小さいので気を付けないと見逃してしまいますが、とても綺麗だと思います。
林道の真ん中にギンランが咲いていました。ど真ん中だからこそ、車に踏まれないんですねぇ。車両通行止めの林道ですが林業の車は通ります。泥ハネが付いています。
この林道は伊吹ではあまり見かけないブナの大きな木があります。振り返って写した写真です。
このあたりは谷沿いになっていて、アカショウビンがすぐ近くで鳴いているのですが、どうやっても見つかりませんでした。
弥高寺跡は刈払われた笹原になっていて、オオセンチコガネやヒゲブトハナムグリがいました。
オオセンチコガネは池田山とはかなり色が違います。
ヒゲブトハナムグリは動き回ってなかなか写せません。
弥高寺跡に着きましたが、天気が悪くなってしまいました。
360°です。
弥高寺跡 - Spherical Image - RICOH THETA
オキナグサが見たくなったので菅平へ行ってきました。
春に「今年はどこへどんな花を見に行こうか?」とネットを見ていたら、菅平にオキナグサが咲いていることを知り久しぶりに見たくなりました。オキナグサはずいぶん前に伊那の霧訪山で見たきりです。
5月19日に行けるのですが例年だと少し遅いようです。それでもその頃だとアズマギクも見られるので良しとしました。
そして19日の金曜日、快晴です。菅平スキー場をナビにセットして出かけました。スキー場に着き、車を停めて出発しました。
ネットでは菅平にあると分かったものの、広いスキー場の中で探すのは大変そうです。ゲレンデを歩きはじめ、「さてオキナグサは見つけられるだろうか? あ、あった!」と数秒でいきなりの出会い!ほっとしたような、あっけないようなちょっと複雑な気分のあと、じわっと嬉しくなってきました。
その後もあちこちで咲いているのを見つけました。今朝までの心配はまったく無用でした。
予想に反して少し早かったようです。遅くなって間延びした花より風情があるので良かったです。
反対に最盛期と思っていたアズマギクは殆どが蕾でたまに咲き始めの株があるくらいでした。
翌日は原村でサクラソウを見て名古屋へ帰りました。こちらも遅れているようで昨年見つけた渓流沿いの木陰は葉っぱもありません。カンカン照りの草むらで2か所咲いていました。天気も良くサクラソウの後ろには阿弥陀岳がくっきり見えています。
こちらはクサボケとコラボです。後ろの山は編笠かな?
いま伊吹野はアネモネの季節
ニリンソウが良いころかと伊吹へ行ってきました。
大久保集落から板名古川へ向かい、川沿いの林道を進むと道脇や休耕地に沢山咲いていました。
先日、THETA SCを購入したので写してみました。
春の伊吹野 - Spherical Image - RICOH THETA
若宮八幡から長尾護国寺へ向かう途中にいっぱい咲いているところがあります。
護国寺の上にも咲いていました。二輪草です。
イチリンソウの方が早そうな感じでした。
トウゴクサバノオも丁度見ごろでした。自分の美人な花の基準の一つに、シベやガクも含めて一つの花で3色備えた花というのがあって、この花は私にとって美人さんです。
カメラを持って歩いてたら、自宅の庭で山野草を見せてくださった方がいらっしゃいました。アズマイチゲが綺麗に咲いていたので、上板並のアズマイチゲも咲いているだろうと思いましたが、そろそろお腹がすいてきたので食事にしました。道の駅の向いにある若伊吹さんで伊吹定食を頂きました。山菜づくしが美味しかったです。
イチリンソウ、ニリンソウそしてアズマイチゲと伊吹野はいまアネモネの季節でした。