信州の春
長和町の本沢渓谷へ行ってきました。152号を笠取峠から白樺湖方面に進むと本沢渓谷の案内があるので大門川を渡って林道に入ります。開けたら閉めるゲートにお約束のクマ出没注意が書いてありました。そりゃ熊なんてどこにでもいるだろうけど、この看板を見るとちょっとやだね。
すぐに川を渡ります。橋の上から見るとなかなか感じの良い渓流です。
「もろ沢の滝」という案内がありました。
「瀬下惣兵衛岩穴」という案内がありました。右手の奥の岩壁がえぐれています。自然のものなのか、惣兵衛さんという人が掘ったのか謂れが書いてないので判りませんでした。
今度は「神の栃の木」という案内がありました。対岸になるほどこれはさぞかしでかかっただろうと思われる栃が倒れています。立ってたときは見事だったでしょうね。
岩肌がえぐれていて何かお祀りしてあるように見えます。
岩肌にネコノメソウの仲間が咲いていました。タチネコノメソウでしょうか、よく判りません。
これはハシリドコロでしょうか。確かに柔らかそうに見えますが、こんな柔らかそうな新芽で毒がなかったらあっというまに動物に食べられちゃうでしょうね。
二本目の橋を渡ったところでカモシカが道端に座っているのを見つけました。カモシカは鹿に比べると逃げないので近くで見ることがありますが、座っているのは初めて見ました。
具合でも悪いんだろうかと思いましたが、帰り道に見るとウンチをしていたので芽吹いた草を一杯食べてまったりしていたのかもしれません。
フデリンドウはもうすぐ咲きそう。
「栃の巨木」の案内がありました。アチコチに案内があって面白いところです。巨木というか変な形の栃が何本か生えています。
「箱渕の滝」という案内があったので川まで降りて見てきました。
ここは道が広くなっています。この先、少し行くと道が狭くなるので普通車はここまでがよさそうでした。
帰り道、笠取峠に向かう途中で桜が咲いているのに気が付きました。観音寺のようなので寄ってみました。
山荘に戻り、庭の山野草の芽吹きを楽しみました。見ているとワクワクして時を忘れてしまいます。
大好きなレンゲショウマは今年も元気よさそうです。
昨年発芽した苗も本葉を出してきました。
ダイモンジソウも伸びてきました。
サクラソウはずいぶん増えてきました。嬉しい。
クリスマスローズのチベタヌスはなかなか花が咲きません。3年前にネットで売れ残ってたのを安かったのでつい買ったのですが、小さな小さな苗でした。少しだけ大きくなったような気もします。
ハッカクレンは花芽かもしれません。これも植えてから3年、今年は初めて咲くかも。
年を越したレモンバームやキャットニップなどのハーブも新葉が開いてきました。
キクザキイチゲは毎年新芽が出てきたと思うとすぐになくなってしまって不思議でしたが、どうもこいつ(ツチハンミョウ)がちょんぎっちゃうみたいです。食べてるわけでもなくて切るだけのようです。まったく困ったヤツだと思っていたら、こんなことしてました。オイッ!
信州にもいよいよ春が来ました。どこにいたって春はワクワク、ソワソワしちゃうんだけど、寒いところで迎える春はひとしおだね。