初冬の庭など(2)
信州長和町のマルメロの道の駅にある”よってけ屋”さんでフジを箱買いしました。なんと¥1,500也。数えたら35個も入ってた! 五輪久保産だそうです。一面リンゴ畑のところです。
あ、そうか。こういうのが「ふぞろいの林檎たち」だね。美味しいので形がバラバラでも全然問題なし。切ったらこんな感じ。
マルメロの次は昨年から道の駅になった「女神の里 たてしな」へパンを買いに行きました。食パンラバーの私には近くで美味しい角食が手に入るのはとても嬉しい。
先日、たてしな自由農園で買ったプルーンジャムが美味しくて、ラベル見たら佐研フーズっていう立科町のメーカーで、思った通り女神の里で扱っていました。地元の果物を使った無添加ジャムです。今回は黄金桃を買いました。
朝食のパンが調達できたので次はツルヤさんで夕飯の買い物です。主夫は大変! この季節はなんといってもみどり大根のお漬物は外せません。お土産用も合わせていっぱい買いました。
ツルヤさんには他にもお気に入りがあるのでいろいろ購入しました。手抜きしたいときはこのフリーズドライのお味噌汁。無添加で美味しい。
真面目に作るときはこの出汁。ちなみにお味噌はまだまだアチコチの信州味噌を試行中。
普段、コーヒーは手焙煎したンゴロンゴロを飲んでいますが、持ってくるのを忘れたときはコレ。ツルヤオリジナル、信州まつもとブレンド。
お茶請けは定番の牛乳かりんとう。野辺山高原の牛乳使用が嬉しい。
ツルヤさんのオリジナル商品は無添加だったり信州産だったりと材料にこだわってるところが良いなぁと思います。
夜にやって来る虫はほとんどフユシャクのみになってきました。
シロオビフユシャク。普通種だけど、寒い中でも凛としたいかにも冬尺らしい感じで好きな虫。
まだいたチャバネフユエダシャク。
イチモジフユナミシャク。
クロテンフユシャク。
これはフタスジフユシャクかな。
金曜の夜はよく晴れて星が綺麗でした。プレアデス星団を300mmで。
庭は来春に備えてタネを採りました。
ホトトギスのタネ。ほとんどこぼれてしまってた。
イワシャジンは空っぽのが多くてあまり採れなかった。
イヌショウマ。これもほとんど落ちてしまってたけど、タネは結構大きい。
ベーコンをまた作りました。このところ評判が良くて作ってもすぐに貰われていくのであっという間になくなります。写真は出来立てなのでちょっとボヨンボヨン。
初冬の庭など
先週木曜、いつものように食材の調達に蓼科自由農園原村店へ寄りました。家内がエルフェンさんのクッキーを買ったのですが、びっくりするほど美味しかったです。
天気が素晴らしく良くて八ヶ岳が綺麗に見えていたので実践農業大学へ行ってみました。
阿弥陀岳。ここからだと赤岳は後ろに隠れています。
天狗、根石、蓑冠山かな。
蓼科も綺麗に見えます。
夜、庭に出てみると星が綺麗に出ていました。中央下はプレアデス星団かと思います。左下の明るいのはたぶんアルデバラン。
この季節、明かりにはフユシャクが来ます。木曜はチャバネフユエダシャクがやってきました。
土曜に来たチャバネがちょっと変、あれ?オオチャバネだね。もう少し高いところの虫だと思っていました。
庭もいよいよ冬景色。ドウダンツツジの葉が綺麗になってきました。これはNOKTON 58mm。
これはFA31mm。NOKTONも好きだけど、やっぱりこのレンズは良いなぁと思う。
モミジが松の切り株に引っ掛かっていました。
ブルーベリーの葉は全部赤くなりました。以下、センボンヤリまでNOKTONですが、少し冷たい感じに写るように思います。
シロバナヤマブキ。
庭の花ももう終わってタネになりました。
ヤクシソウ。
アケボノソウ。
アキチョウジ。
チョウジソウ。
センボンヤリ。
アキチョウジはタネを採りました。
意外と大きなタネが出てきます。
ツリガネニンジンも。
日曜は以前に玉切りしたクリの薪割りをしました。クリの木はナラに比べると簡単に割れるので楽ちんです。そのかわりすぐに燃えてしまうので大きめに割りました。
週末山暮らしなDIYなど
玄関ドアの外側が傷んでいたので寒くなる前に塗り替えました。
かなり傷んでいます・・・
塗料は家内が緑が良いというのでキシラデコールのタンネングリーンというのをホームセンターで買ってきました。他に#180のサンドペーパーとマスキングテープ、ワイヤーブラシも一緒に購入しました。
まずは下地の処理から。現在の塗装をペーパー掛けして落とします。広いところはサンダーを使いましたが、細かいところはワイヤーブラシが便利でした。ペーパーはもっと粗いほうが良かったかもしれない。取っ手も外してやります。
やってみたら塗るよりペーパー掛けのほうが大変!
蝶番まわりとかをマスキングテープで養生してから塗りました。
一回目が塗り終わったところ。おいおい、大丈夫かこれ?っていうくらいムラムラ!
寒いせいかなかなか乾かなくて、二回目は翌々日になりました。
二回塗ったところ。前よりはずいぶん良くなったと思います。取っ手を着けてこれで完成。
二日で終わるつもりが乾かなかったので、真ん中の日は以前から少しづつ進めていた竹垣を作りました。
棕櫚縄で縛るところまでは時間が足りませんでしたが、とりあえず四ツ目垣のようなものが出来ました。
夜、キッチンの窓でウスタビガが交尾しているのを発見。秋遅くに現れるヤママユです。夏に出るヤママユよりもケモケモかな。
そろそろフユシャクが出てくる頃ですが、これはナミスジフユナミシャクかな?
山荘の周りも紅葉の季節、窓からの眺めはカラマツの黄色が目立つようになりました。
庭の木々も色づいています。
ブルーベリーは食べて美味しいし紅葉も綺麗。
ジューンベリーは食べると今一つだけど、花と紅葉は綺麗。
サラシナショウマの葉っぱも紅葉。
ホトトギスが一つ実を付けました。蒔いてみようかなぁ。
イワシャジン。これは蒔こう。
ウド。これは蒔かない。
センボンヤリ。好きな花だけど、庭のアチコチに蔓延ってるからわざわざ蒔かない。
ヒゴスミレ。これも好きだけど蔓延りすぎ。
ゲンノショウコ。面白い形をしてるけど蔓延りすぎ。
ウラギンシジミはそろそろ越冬。
立科町、津金寺の紅葉など
信州の紅葉はずいぶん低いところまで降りてきたので、土曜に立科町の津金寺へ行ってみました。ここは山野草の庭が有名なところで、春に行ったときにはカタクリが満開でした。
駐車場から写したところ。正面の門をくぐらずに右手へ進むとかんのん橋があります。良いお天気で紅葉が映えます。春に来た時は大変な人出でしたが、この日はお一人出会っただけでした。
かんのん橋。
橋を渡ると本堂です。
向かって左が阿弥陀堂だったと思います。イチョウが綺麗でした。
五輪塔というのでしょうか。
山荘へ戻る途中、笠取峠も覗いてみました。
松並木と石畳。
峠の茶屋跡。
地面も綺麗です。
日曜は長和町の不動滝へ行ってみました。152号沿いに不動滝への看板があります。舗装の林道をどんどん走っていくとゲートがあるので自分で開けて進みます。開けたら閉めておきます。
さらに進むと左へ不動滝の案内があります。川を渡ると駐車スペースです。さらに車で進めますがすぐに行き止まりになるので始めからここで停めたほうがよさそう。
渓流を渡ります。
私のコンパクトカーでもここまでこれましたが無駄でした。ここから滝まで歩きます。
自然林の中、渓流沿いの気持ち良い道です。
眼下に先ほど渡った渓流が見えます。
誰もいない静かな秋の山道でした。
左手に見事な岩壁が現れました。柱状節理でしょうか?
すごい岸壁です。
不動滝に到着。落ち葉の絨毯。
東屋もあります。
帰り道はまた景色が違って見えます。少し曇ってきたけど、これもまた良い感じ。
国道に出る手前、刈入れ後の田んぼを焼いているのか、あちこちで煙が上がっていました。
Flektogon 35mm とフィルムカメラ(XR-8)の組み合わせ
RICHOのXR-8にゼブラ柄のFlektogon35mmを着けて写したフィルムの現像ができました。今回は24枚撮り終わるのにひと月くらい掛かってしまいました。
こんな組み合わせです。カメラは1990年代、レンズは半世紀前のもの。
シュウメイギクが咲いていたころ。レンズの口径が小さいので玉ボケはうるさいです。絞り羽根は五枚だから、この写真は開放かな?
ホトトギス。このくらい近づくと良い感じのボケに。これも解放かな。
アケボノソウとノコンギク。シベまできちんと解像してるように見えます。 XR-8のファインダーはなかなか明るくてピントが合わせやすい。
日曜に木曽川の河原でフィルムを使い切ってきました。
交尾中のトノサマバッタ。このレンズ、本当はマクロ並みに近づけるんだけど、これ以上は逃げそうだったのでここまで。なんせ35mmだからねぇ。
セイタカアワダチソウが満開で鼻が心配になってきました。開放近くで写したかったけど天気が良すぎて無理。レンズのせいか、フィルム(FUJIの業務用100)のせいか、黄色の発色がすごい。あ、ゴミが。
桟橋。ちょっと地球は丸い。
秋らしい天気の良い日でした。左上が少し減光してますねぇ。
Flektogon35mmは花も虫も風景も普通に撮れる便利レンズ。あまりに普通に写るからオールドレンズっぽくないね。半世紀くらいじゃオールドレンズって言わないのかな?
XR-8はたまたますっごく安かったから買ってしまったんだけど、使ってみれば軽くて小さいし、割と新しいし、完全機械式だし、フィルムカメラを試してみようかとか、Kマウントなのでオールドレンズのフィルム用母艦とかの選択肢としては案外ありかもしれないなぁ。
蓼科、御泉水自然園へ行ってきました
金曜日、たてしな自由農園原村店に寄って串焼き用の信州黄金軍鶏と信州サーモンのスモークを調達しました。そして隣のレストラン、808では山高パンとお気に入りのオリジナルジャム(今回はブドウ)、それに玉ねぎとシーザーのドレッシングを購入しました。
これ美味しいですよ。家内は玉ねぎが格別お気に入りのようです。
大門峠を越えた少し先、国道の右側にある美しの池にも寄ってみました。赤くなる木はありませんが、静かで落ち着いたところです。
ミズナラの葉は茶色くなる前が綺麗。
少しだけ青空も。
美しの池の近くで鹿の家族に会いました。
お母さんの後ろに隠れてこちらを見ている。
山荘へ向かう途中、丁度お昼になったので長和町にある玉子屋キッチンさんで昼食。
家内は定番の卵かけごはん、私はオムライスを頂きました。流石に玉子屋さん、美味しかったです。さらにお味噌汁の美味しさに二度びっくり!
オムライスは、エッ!白ご飯なの?と思いましたが、キチンとチキンライスでした。
山荘の庭は終盤でした。野生のノコンギクはもう終わりそうだけど栽培のノコンギクは丁度見ごろ。
ウメバチソウは5分咲きくらい。
リンドウとダイモンジソウが一番遅くに咲きます。
大の字というより線香花火みたいです。
夕飯は軍鶏の焼き鳥、ほんといつ食べても旨いなぁ、コレ! 塩・胡椒が良く合います。
もう灯油ストーブだけでは寒いので今シーズン初めて薪ストーブを炊きました。ついでに焼きリンゴも作ってみました。
ラムレーズンのアイスクリームと合わせたら、こりゃ旨い!
土曜の朝食は自由農園で仕入れたパンとスモークでサーモンサンド。これがまた旨い!
朝食後は蓼科中腹の御泉水自然園へ行ってきました。
ビジターセンターの駐車場に停め、入園料は二人で¥600でした。受付では簡単だけど見やすい地図が貰えます。まずはゴンドラの上の駅へ向かいます。
苔の森の中を木道が続きます。
ナナカマドが赤い実を付けています。
湿地を抜けると整備された道に出ます。
すぐにゴンドラの駅に着きました。眼下に女神湖が見えています。
ビジターセンターに戻り、道を渡って今度は蓼仙の滝(りょうせんのたき)へ行ってみました。ミズナラ林をずーっと降りていきます。帰りがちょっと憂鬱になるくらい降りていきます。
少しづつ水の音が大きくなっていきます。ミズナラにシラカバやツガなどが混じります。モミジやハゼの赤い紅葉も綺麗ですが、こんな亜高山針葉樹林帯の紅葉も好きです。
降り切ったところが蓼仙の滝です。
滝の横は大きな岩があります。今度は岩を回り込んで右手に登っていきます。
雲が多くなってきました。
途中で滝の上流を渡ります。
もう雲の中になってきました。
ビジターセンターまで戻ると雨が降ってきました。センターの中で持ってきたおにぎりを食べて帰りました。帰り道、昼間からキツネが出てきてびっくり。
日曜日は長久保の「おいしい蕎麦の花ちゃん」でお昼を食べて帰りました。このお店、外観が地味(失礼)だからと通過しちゃったらもったいない! じつは信州ひすい蕎麦の生産農場直営店なのです。
お店の方に新蕎麦はいつ頃になるのか伺ったところ、収穫はもう始まったそうで来月上旬から食べられるとのこと。なのでこの日は肉つけ蕎麦を頂きました。玉子と鶏肉の入った暖かい汁に冷たい蕎麦をつけていただきます。お蕎麦はザルを食べることが多いのですが、涼しくなってから新蕎麦が出るまでの間はこれがお気に入りです。
※10月24日訂正、滝の名前が間違っていました。仙蓼の滝(せんりょうのたき)→蓼仙の滝(りょうせんのたき)
今日のムシャクロツバメシジミ
午後から時間が空いたのでムシャクロツバメシジミを見に行ってきました。先週も行ってみたのですが、風が強くて寒い日だったためかヤマトシジミしかいませんでしたが、今日は暑いくらいの良いお天気で自転車を停めて歩き出すとすぐに見つかりました。
ところがいい加減にカメラを掴んで出てきたものだから電池がなくなりそうになってました。もう写したからまぁ良いかとも思いましたが、着いてからまだ5分もたっていなくてあんまりなので少し散歩してみました。ぷらぷら歩いていたらまた飛んで来て食草のツルマンネングサに停まりました。なんとか電池も持ちました。
二回写せたので今日はもういいやと帰ることにしました。以下は先週写したヤマトシジミ。
♂です。
ムシャクロツバメシジミの眼は黒いけど、ヤマトシジミは碧眼なんですね。
♀です。