シキンカラマツが咲き始めました
先日見つけたシキンカラマツを見に行くつもりでしたが、庭のシキンカラマツがまだ咲いていません。白樺湖あたりは標高が高いので咲いていないだろうと、長門牧場近くのクリンソウを見つけたところへ行ってみました。このあたりは沢の源頭というか湿地のようになった場所があちこちにあります。前回の経験からシキンカラマツは相当ジメジメ、グチャグチャのところが好きなように思います。
沼のようなところもあります。ここにも生えていました。
クリンソウを見つけた場所に着くと思った通りありました。写真だと分かりにくいけど、道路からシキンカラマツが見えます。地面はビショビショです。
今朝から咲き始めたぞって感じで、辛うじて数輪見ることができました。花は素晴らしく可憐ですが、暗いし、私の背丈を越えていてユラユラ揺れるし、写しづらいことこの上ないです。下から見上げて写しました。
今年の目標だった野生のシキンカラマツが見られたので大満足で車に戻ると頭上をミドリシジミが飛んでいました。ジョウザンミドリシジミかと思います。テリトリーを張っているようで、飛び回ってはまた戻ってきます。
前回、オオミドリシジミを写した時にも思いましたが、この子達は碧眼? 綺麗な目をしています。複眼なのでそんな訳ありませんね。青空が写っているのでしょうか。
草っぱらではヒョウモン類が沢山飛んでいました。
ミドリヒョウモン。
ウラギンヒョウモン。
トラフシジミは夏型。
オオミドリシジミは発生が早いのかもうボロボロ。
ノハナショウブが立派な花を咲かせていました。
ヤナギランが咲き始めていました。
林床にはママコナ。
イケマの花は地味ですが、日陰のこの花は虫たちに人気のようでした。
フタコブルリハナカミキリ。
オオヒメハナカミキリが出てくるとPidoniaも終盤です。
山荘に戻ると庭のシキンカラマツも咲き始めていました。