日本一長いと言われる琵琶峠の石畳を歩いてきました
中山道の大湫宿から琵琶峠まで歩いてきました。琵琶峠は往時の状態が良く保たれた石畳がありその長さは日本一とされています。琵琶峠付近の中山道は一里塚や馬頭観音像なども残っていてなかなか楽しい散歩コースでした。
大湫宿の西駐車場に車を停めました。写真右端がトイレ、その左に車が停まっているところが駐車場です。県道65と394の交差点付近にあります。
県道65沿いに歩いて行くと中山道の案内がありました。
紅葉洞の石橋というのがありました。アスファルトに埋もれてしまって石造りの欄干だけが道の両側に残っています。
小坂の馬頭様。二体の馬頭観音像が岩の上にあります。
休憩所が造ってありました。安藤広重の「大湫宿」が書かれています。
大洞の馬頭様。写真中央奥にあります。
県道沿いに大きな岩が二つあります。二つ岩というそうです。
琵琶峠へは二つ岩の先で県道から右へ入ります。入り口が判るかなと思っていましたが案内が沢山出ているので見落としようがありませんでした。
入口に石畳の説明がありました。
いよいよ石畳の道に入ります。
おー、良い感じ。側溝もきちんと造ってあります。
峠が近づいてきました。峠の手前は両側の伐採がきつくて少し残念です。
峠の馬頭様。
ここから細久手宿へと下っていきます。
峠の細久手側はそれほど伐採されていないので如何にも古の峠道という雰囲気です。
丸い古墳のようなものが二つ道の両側に見えてきました。
近づいてみると古墳ではなく八瀬沢一里塚というものでした。
通り過ぎて振り返った一里塚。
県道が見えてきました。左側に閉鎖中のトイレがあります。
県道に降りたところ。こちら側にも駐車スペースがありました。
西側からの峠の入口です。
閉鎖中のトイレの横を通って展望台へ向かいました。
最初の展望台は風が強かったのでそのまま尾根伝いに琵琶峠向かい峠の手前の展望台でお昼にしました。
激しく伐採してあるので展望は良いですが、ここまで切らなくてもとも思います。
尾根伝いに降りていくと峠に出る手前に歌碑がありました。
帰りは大湫宿に寄っていきました。
高札所跡です。
大湫宿の街並み。
なまこ壁の蔵がありました。
とても立派な旅籠。
どの旅籠の玄関にも蘇民将来札が掛かっていました。
虫篭窓というものだそうです。風情があります。
こういう街並みにつきものの路地。ついカメラを向けてしまいます。
大湫宿から琵琶峠のあたりは史跡が多く残っていてぶらぶら歩くのにとても面白いところでした。