保福寺峠へ行ったりなど
8月の終わりに美ヶ原北端の保福寺峠へ行ってきました。上田から松本への山越えの道で三才山峠の一つ北の峠です。古代東山道が通っていた由緒のある峠のようで、長野県の「しあわせ信州」というサイトで信州最古の峠と紹介されていました。また「日本アルプス」の名付け親として有名なウェストンが初めて日本アルプスと出会った場所でもあるそうです。
現在は県道181号が通っています。
峠の南側を少し山に入ったところにウェストンの碑があります。
車を停めてあたりをブラブラしていると松やコナラの林床にミヤマウズラが咲いているのを見つけました。
キノコもいくつか出ていました。これはハナイグチでしょうか。
少し菌輪になっています。
明るい藤色のキノコ。
大きな白いキノコがありました。ハラタケの仲間でしょうか。
ウスタケの仲間でしょうか。雨が降ったらどうなるんだろう。
ホウキタケの仲間。
傘の上にゴミを載せたキノコ。
立派なブナがありました。これ一本で空を隠してしまっています。
ちょっと斑入りな何か。
帰り道に県道沿いに出ていた「恋渡神社」の案内に惹かれて行ってみました。
婚活御守りが頂けるようになっていました。
神社の手前で道がコンクリート舗装になるところからはとんでもなく細くなるので、手前に停めて歩いた方が心穏やかに参拝できると思います。
うちの周りを散歩していてもキノコが目立つようになってきました。
白樺の倒木からはトゲトゲのキノコ。
上のトゲトゲに似て非なるキノコ。
食べられそうな雰囲気のキノコ。食べないけど。
冬虫夏草のクチキムシツブタケ。結実している株がいくつかありました。
シャクジョウソウがまだ咲いていました。
カラマツ林の道路際にミヤマモジズリを見つけました。アスファルトの舗装路沿いにこういう野生ランが咲いているところが信州って凄いなと思います。
ナガミノツルケマンも咲いていました。花はとても鮮やかな黄色をしています。
山野草の庭はレンゲショウマが最盛期になりました。
デッキの柱にナガゴマフカミキリ?が止まっていました。カメラを近づけても全然動かないなと思ったら死んでいるようです。
柱に思い切りしがみついている感じです。ボーベリアあたりにやられてしまったのかもしれません。このまま落ちなければしばらくして白いモクモクが出てくると思います。