天然に

愛知県の自宅と長野県長和町を行ったり来たりの二拠点生活をしています。主に信州の風景、花、虫などの写真を載せたり、山での暮らしを書いています。

そうだ、クワガタを飼おう!(その2)

 昨秋突然に思いついて飼い始めたコルリクワガタとツヤハダクワガタのその後です。
 前回の記事はコチラです。

blackvespa.hatenablog.com

 秋にそれぞれ成虫と幼虫をいくつか採集し、成虫は冷蔵庫で越冬させ幼虫はそのまま飼育を続けていました。4月になって日差しが暖かくなってきたころまずはコルリクワガタの成虫を冷蔵庫から取出し♂♀のペアで大きめの容器へ移しました。

 産卵用に用意した枯れ木の上で交尾中のペア。

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 餌はホームセンターに置いてあったクワガタゼリーです。気に入ってくれたようで良く食べています。ゼリーが入っているのは常用している薬の空ケースです(笑)。

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 ♀は期待したようには産卵してくれませんでした。9月になりナイフでそっと削ってみたところ残念ながら幼虫は居ませんでした。

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 秋に採集した幼虫はプラカップにこれまたホームセンターで購入したクワガタ用のマットを入れておいたところ、8月に入って蛹になり始めました。

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 8月末には羽化が始まりました。春までこのままの予定です。

 コルリクワガタ♂。

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 コルリクワガタ♀。

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 ツヤハダクワガタの成虫はコルリクワガタより遅く夏に出てくるので冷蔵庫に入れたままにしていましたが、乾燥しすぎだったようで残念ながら7月に取り出した時には死んでしまっていました。

 幼虫の方はカップに褐色腐朽した朽木を砕いたものとコルリクワガタと同じクワガタマットの両方を試していましたが、どちらも8月に入ると蛹になり始めました。褐色腐朽材を使った方は菌糸に巻かれて死んでしまったものがいました。

 褐色腐朽材の蛹。

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 クワガタ用マットの蛹。

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 ツヤハダクワガタも8月末には羽化が始まりました。羽化した成虫はカップから出さないでこのまま年を越してもらおうと思います。餌の違いによる羽化率などはそのときに多少は判るかもしれません。

 褐色腐朽材で羽化したツヤハダクワガタ。

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 クワガタ用マットで羽化したツヤハダクワガタ。

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